太陽の下でくつろげる!リビングテラスでのびのび子育て

太陽の下でくつろげる!リビングテラスでのびのび子育て

太陽の下でくつろげる!アウトドアリビングでのびのび子育て

外の空気に触れつつも、リビングのように過ごせる半戸外の空間。近頃、家の外にある空間を“リビングのように”使う「リビングテラス」などのスタイルが注目されています。

平屋にはベランダがないですが、広めのテラスを設ければ、ベランダに近い使い方もできます。

子育て中にも嬉しい空間となるテラスについて、特徴や魅力についてお伝えしていきます。

テラスとはいったい?ベランダやバルコニーとどう違う?

テラスやベランダ、バルコニーに、似たようなイメージを抱いている人も多いかもしれません。どんな違いがあるのでしょうか。

1階にある屋外空間「テラス」

テラスは、基本的に1階に存在する「建物からせり出した空間」です。建物よりも高さが低く、地面と同じ高さに作られます。

2階にある屋外空間「バルコニー」「ベランダ」

2階にあるのがバルコニーやベランダ。ベランダには屋根や庇がかかっていて、雨をしのいだり、太陽の光をやわらげたりしてくれます。一方、バルコニーは屋根がありません。

テラスは広く使える空間

ベランダやバルコニーは、人が歩ける程度の広さはありますが、建物から少しせり出している程度のことが多いです。子ども達の遊び場所としては、あまり適していません。

テラスの場合、「庭の一部分」「広さがある」ので、子ども達の遊び場所としても適しています。安全対策を考えつつ、子どもが過ごす空間にもできます。

テラスはどうやって使う?子育て中の使い方アイデア

「庭」のなかに部分的に床材を設け、目的な使い方ができる一角がテラスです。子育て中なら、いろんなアイデアで子どもとの絆が深められるでしょう。

屋根つきのテラスで雨の日でも「外」を満喫

屋根がついているタイプのテラスなら、雨の日でも外に出ることができます。散歩を日課にしている子育て中の親御さんも多いかもしれません。天候が悪くなってくると、外へ出かける気分がなくなってしまいますよね。でも、雨の雰囲気を感じさせるのも、子どもの教育には必要です。屋根付きのテラスなら、雨の日でもお外気分が楽しめます。「雨降りでも楽しい」という素敵な感情を抱いてくれるかもしれませんね。

また、皮膚の薄い赤ちゃんは紫外線の影響が心配ですが、屋根がついていると晴れた日にも日除けになって安心ですね。

太陽の下で気持ちのよい日向ぼっこ

テラスにテーブルセットを置いて、子どもたちのお絵かきコーナーというのもおすすめです。明るい光のもと、子どもの想像力が伸びてくれると嬉しいですね。

パパの喫煙スペースとしても…

「子どものために禁煙しなくちゃ」と思っていても、なかなかできないパパさんもいるのではないでしょうか。せめて、子どもの前では吸わないようにと、玄関の外やベランダでタバコを吸っているケースもあるかもしれませんね。そんなパパさんのタバコを吸うスペースにしてもよさそうです。

洗濯物を干すスペースに

「太陽の下でカラッと乾かしたい」と洗濯物を外干しすることもあるでしょう。テラスには、物干しスタンドが安定して設置できるので、晴れた日に気持ち良く衣類を乾かすことができそうです。

子どもにとって外の空気に触れる生活は大事

生まれて間もない赤ちゃんの場合、抵抗力が弱く、むやみに外に出ることはあまりよくありません。しかし、生後1か月を過ぎた頃には、外気浴や日光浴を始めるようになります。

リビングからすぐに出られるテラスなら、ちょっとした隙間時間に外に出ることができます。ほんの数分だけでも、子どもを外の空間に出せば、「新鮮で爽やかな風」「明るく清々しい光」を感じられるでしょう。

テラスにはどんな素材がある?

どんな床材にするかで、特徴や耐久性、メンテナンス方法などが変わります。

「屋根がついている・いない」によっても多少の違いはありますが、屋外空間となるテラスは床材の選び方が大事です。素材の特徴を知っておくといいでしょう。

・木材~自然の風合いが魅力的
・タイル~デザイン性と耐水性があって人気
・コンクリート~耐久性が高く、シンプル
・石材~素朴で温かみのある印象
・レンガ~欧米風でおしゃれ感のある素材
などが、テラスでよく使われる素材です。

リビングの延長として、「心地よく」「楽しく」使えるように、どんな素材にするか家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

ウッドデッキも魅力的

テラスよりも、さらに“第二のリビング”を感じられるのが、ウッドデッキです。「家の外」という意味では、ウッドデッキもテラスも一緒かもしれません。

でも、ウッドデッキなら部屋の床の高さと一緒で、「リビングとの一体感」が強く感じられるでしょう。靴を履かなくても、部屋からそのまま外に出られるのも、ウッドデッキの大きな特徴です。

ウッドデッキの主な床材は、素足で過ごせるような木材です。座ったり、ゴロンと横になったりなどの使い方もできます。そのまま出られるので転倒リスクも少し減ります。テラスもウッドデッキも、どちらも子どもとの遊び場にぴったりです。