子ども達も大喜び!明るいサンルームでのびのび子育て

子ども達も大喜び!明るいサンルームでのびのび子育て

子ども達も大喜び!明るいサンルームでのびのび子育て

家のなかなのに明るい太陽が降り注ぐ「サンルーム」。いろいろな使い方ができますが、子どもの遊び場所やスペースとしても、子育て世帯にも注目されています。

サンルームとはいったいどんなものでしょう?

サンルームの魅力ポイントについて、じっくり迫っていきます。

サンルームとはどんなスペース?

「サンルーム」という言葉について、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。ただ、ときに「縁側」などと混同されることもあるようです。

家のなかと外を繋ぐスペース「縁側」

昔ながらの住宅に多いのが縁側で、部屋の外にある廊下状の長いスペースです。部屋と同じ高さで板が張られていて、縁側の縁にある「扉・窓」は長く連なっています。

扉を開ければ開放的な空間で外のようになります。基本的には建物の内部ですが、部屋として使うことがありません。

透明な屋根や壁で囲まれる「サンルーム」

サンルームは、建物の外にある空間で、「SUN(太陽)のあたる部屋」という意味があります。透明なガラスで囲まれているので、太陽の光があたります。建物からはせり出して作られている空間で、「部屋」として独立しています。

サンルームの魅力的なところ

サンルームには、魅力的なポイントがたくさんあります。

まずは「日当たりの良さ」です。太陽が出ているときには、明るくて気持ちの良い空間になります。ガラス張りなので、曇っているときでもスペース全体は暗くなりづらいでしょう。

次に「外の気分を楽しめる」という点も魅力ポイント。サンルームは室内ですが、リビングと違い、カーテンを吊るさなくてもOK。開放的な景色を楽しめます。周囲が囲まれているので「部屋」ですが、部屋とはちょっと違った使い方が期待できます。

そして「温かさ」。寒くなってくると、天気が良くても外に出ると寒く感じます。サンルームなら、屋内にいる状態で、太陽が降り注ぐ温かな空間で過ごすことができるでしょう。さらに、サンルームがクッション的な空間になり、冬にはリビングへの防寒効果が高まります。

サンルームのパターン

サンルームは、床の素材の違い、屋根や窓の材質、デザインなど、さまざまなパターンがあります。素材やデザインによっては、使い道も異なってくるでしょう。

どんな使い方をするかを考え、床や屋根、窓を選ばなければいけません。それぞれの特徴などをおさえておきましょう。

「床納まり」or「土間納まり」とは?

“サンルームの床”と“部屋の床”との関係性を表すときの用語が「床納まり」、もしくは「土間納まり」です。

床納まりの場合、部屋とサンルームの床の高さが同じで、靴を履かなくてもそのまま移動できるイメージです。「フローリング」や「塩ビデッキボード」、ウッドデッキの素材となる「天然木・人工木」などが使われること一般的。素足で歩ける床材にして、部屋みたいにするスタイルのサンルームです。

一方の土間納まりは、サンルームの床は地面に近いイメージ。床素材は、タイルやコンクリートの土間でひんやりするので、靴を履いて屋外感覚で利用するケースが多いです。

屋根は「透明or半透明」?

サンルームの屋根には、割れにくく安全な「ポリカーボネート」、耐久性が高くお手入れがしやすい「アクリル」、透明で傷に強い「強化ガラス」などが用いられます。透明度が高い素材の場合、太陽の熱を吸収し過ぎて温度が高くなるという点にも注意して素材選びをするといいでしょう。

サンルームの屋根として主流なのがポリカーボネートです。透明なものから半透明なものまで、サンルームの室温を調整できるタイプも選びやすいでしょう。

採光と風の取り込みに関係する窓ガラス

サンルームの窓の大きさや開閉方法などにより、快適性が大きく変わります。開口部を広めにすれば、部屋からサンルーム、そして庭へ…というように、オープンな印象になります。

サンルームの窓は、採光はもちろん、風の取り込みにも関係しています。FIX窓にした場合、太陽の光で明るいですが、風は採りこめず、庭への動線も悪く感じられます。

一般的なのは引き違い窓で、サンルームの採光も換気もスムーズです。

子育て中も大活躍!サンルームの使い方

サンルームは「明るい・温かい」というメリットがあるので、洗濯物を干すスペースにするという人も多いでしょう。「室内干しは苦手だけれど、外干しはもっと心配…」というときに重宝しそうです。

でも、子どもがいるなら、「子どもの居場所」にしてみてはどうでしょうか。

日向ぼっこができる温かい空間で、子どもが遊んだり、昼寝をしたりと、まったりと過ごす姿を見るのは幸せですよね。寒い日や雨の日で外出ができない日でも、開放的な空間なら子ども達も喜ぶでしょう。屋外ではないのでケガの心配がなく、安心して遊ばせられます。

前述のように、リビングと同じ高さでフローリングにすれば、部屋のように使えます。のびのびした子育てができそうですね。親の視界にも入りやすいのも魅力ポイントです。

また、床材をタイルやコンクリートにし、テーブルやソファを置いてカフェスペースにするのもオシャレです。子どもがお絵かきをしている横で、パパやママがコーヒーを飲んでいるような風景が思い浮かびます。子どもとの時間を素敵に過ごせることでしょう。